【理系大学生はパソコンは必要なのか?】コンサル系IT会社の現場から、パソコンを持つメリットを解説
ほとんどの大学では、入学準備の資料でパソコンの購入が必要と書かれています。
理系大学生は、高性能なパソコンが学校にあるのに、なぜ自分用のノートパソコンを買う必要があるのか、疑問に思っていませんか?
実は、大学生活でのパソコンの利用方法を知らないので、必要性を感じていない可能性があります。
なぜなら、パソコンの必要性を感じていない一番の原因は、自分のパソコンを利用するメリットを知らないからです。
私は、コンサル系IT会社でデータを作成しています。理数系の会社なので、毎日、Excelや社会インフラのデータを作成するアプリケーションを使用しています。
インターン生が会社での実習をする姿を間近に見ています。
この記事では、なぜ理系大学生にパソコンが必要なのかを説明します。
この記事を読むと、理系大学生が自分のパソコンを持つメリットがわかります。
結論、理系大学生は自分の目的に合ったパソコンを手に入れるだけで、大学生活を充実させ、就職活動でのメリットを得ることができます。
理系大学生がパソコンを使う時
理系大学生がパソコンを必要と感じる場面として、大学生活でのパソコンの利用方法は、以下の場合があります。
- レポートの作成
- メディア授業
- eラーニング語学授業等
- 卒論作成
- 就職のエントリーシート作成
などがあります。
理系大学生がパソコンを使うメリット
理系大学生がパソコンを必要かどうか、自分のパソコンを利用することで得られるメリットを各項目で説明していきます。
レポートの作成
レポートの作成は、課題を理解し、情報方法をし、分析、執筆という行程があります。
レポートの作成を自分のパソコンで作成するメリットは
- たくさんの情報収集ができる
- 自分のテンプレートを作成できる
- データ管理が簡単
たくさんの情報収集ができる。
パソコンの検索結果の表示は、スマホの検索結果の倍の情報量を表示することができます。
スマホで検索ワードを入力し、検索結果をみることができる数は、2~3です。
パソコンで検索ワードを入力し、検索結果をみることができる数は、5~6です。
一度に検索結果を見る数、情報の量が、パソコンはスマホの倍です。
さらに、検索結果の数も大切ですが、大学生に必要な能力は、表示されるたくさんの情報から、必要な情報を選択するスキルです。
大学中に情報を選択できるスキルを身に着けておくと、社会人になってから役立つ、仕事上の資料整理、情報収集スキルを身に付けることができます。
学校のパソコンでも検索できるけど、自分のパソコンで検索する必要がある?
あります!
インターネットの検索に使うパソコンのブラウザーには、便利な機能があるから。
ウェブページを表示するブラウザーには、気に入ったウェブページを登録しておく機能があります。
自分のパソコンであれば、登録したウェブページを別の機会に再利用できます。
再利用できるので、自分の収集した情報が蓄積されていきます。
これが、もし、大学のパソコンであれば、気に入ったウェブページをいちいちメモに書き留める必要があります。
また、もし大学のパソコンのブラウザーで、自分のアカウントを利用して検索をかけてしまうと、そのパソコンを誰が使ったがわかってしまうという、痕跡が残ってしまいます。
痕跡を消すことはできますが、毎回、パソコンを利用するたびに痕跡を消す作業をする必要があります。
自分のテンプレートを作成できる。
レポートの提出形式は、教授や講義によって変わります。
データ形式も、Word、PDFなどがあります。
つまり、大学で提出するレポートは同じ形式のものがないということです。
レポートの提出形式が、教授や講義によって変わるって大変だな。
教授や講義によってフォーマット化して、再利用できるようにするとし便利よ。
- レポートの形式をフォーマット化したものは、残せるのは自分のノートパソコン。
- フォーマットすれば、いちいち、学籍番号を書き忘れたり、変な構成のものを書くなど、ミスを防ぐことができます。
課題・卒論テーマの取り組み
理系・文系のみならず、長期的な課題の取り組みは、授業以外でも自宅でも取り組む必要がでてきます。
課題
同じ課題に取り組む友達から、資料の共有をしてもらうために、データを送ってもらったり、送ったりという必要が出てきます。
卒論テーマ
取り扱うデータも大きくなり、企業とのコラボでの研究もあります。
企業での作業は日程が決められており、大きなプロジェクトになればなるほど、日数内に終わらないことがあります。
プロジェクトを持ち帰って作業をするのには、自分のノートパソコンが必要になります。
また、発表のために、わかりやすい資料を作成する必要があります。
企業とのコラボって、難しいのかな?
学生が持ってくる課題は、アカデミックなアプローチが多い気がするわ。
企業の業務方法はブラッシュアップしているので、現実との相違が生じるわね。
結果、大体の学生の子たちは、「こんなはずではなかった」と計画を練り直すことが多くなります。そして、インターン後も作業を残して持ち帰る生徒が多いわ。
インターンの成果発表の作成は、Excelのグラフ作成や、パワーポイントなどのグラフィック的な要素を盛り込むために時間がかかります。
発表の場では、指導している企業の担当者からは、わかりやすい資料にするための指摘が入ります。
自分のノートパソコンであれば、じっくり作成することができますし、そのデータを就職活動のアピールポイントとしても活用できます。
就職活動の利用
就職活動の流れは、
- 業界研究、企業リサーチ
- インターンシップ参加
- OB・OG訪問
- エントリーシート、履歴書の作成
- 筆記試験対策
- 面接対策
というのが大きな行程です。
業界研究、企業リサーチ
業界研究は、どれぐらい伸び率があるのか、現状の市場性を把握するのは、公的な資料が参考になります。
公的な資料は、市場規模などは経済産業省、専門分野の方向性、は該当の省庁で公表されていることが多いです。
資料はPDF形式のものがあり、ダウンロードすることができます。
自分のノートパソコンに資料をダウンロードし研究し、面接時に具体的な数値を織り交ぜなら受け答えをすれば、印象が変わります。
インターンシップ参加
インターシップに参加する企業の研究、インターンシップに参加するための準備についての情報収集を、パソコンでする必要があります。
エントリーシート、履歴書の作成
書類審査に受かるように、エントリーシート、履歴書の作成は、何度も練りなおす必要があります。
学校のパソコンで入力すれば、プライベートな内容が知らない人に触れてしまう可能性があります。
IT知識を身に付ける
社会で働くには、パソコンを操作する最低限の知識を身に付けておくことが必要です。
- パソコンにアプリケーションを設定できる。
- インターネットサービスのアカウント作成し、ログインできる。
- 基本的なパソコンのシステムに関する言葉の把握
以上ができないと、まず会社に出社して、勤怠へのログインもできないでしょう。
まとめ:パソコンは使いこなせばすぐに元はとれます。
実際、学校でのパソコンで作業はできると思います。しかし、よりよい課題や卒論を作成しようと思うと、資料探しや推敲に時間をかかるので、どこでも作業ができる自分のノートパソコンがあった方がよいです。
課題や卒論の出来で、就職試験の採用は左右されます。実際、私が勤務している会社でも、卒論の精度をどこまで上げられるかで、インターン生を判断しています。あるインターン生は、インターン後も課題の精度を上げるため、会社のパソコンを利用するため、通っていました。
会社に入ればパソコンはありますが、自分のアカウントの作成、新しいアプリケーションを使用するのに、IT知識がないと設定するのに苦労してしまいます。
他にも、パソコンは、メモやタスク管理など、便利な機能が備わっています。学生から使いこなせば、社会人になった時に事務作業は半分ぐらいに時間短縮できます。
確かに、パソコンは高いですが、社会人になった時のスタートダッシュや、作業効率のスピードアップを考えると、決して高い買い物ではありません。
理系大学生が4年間使えるパソコンの選び方について、こちらの記事で書いていますので、参考にしてみてください。
https://www.slide-style.com/daigakusei-notepc-erabikata/パソコンをお得に購入できる時期については、“【パソコンはいつ買ったらよい?】大学生が安く買える方法を解説”で解説していますので、興味がありましたら読んでみてくださいね。
パソコンは買うなら安いだけではない、しっかり使いこなせるものを選んだ方が断然コスパがよいです。
理系大学生が4年間使えるノートパソコンはこちらの記事で書いています。