【ノートパソコンのタッチパネルは必要?】大学生が使うメリット、デメリットを徹底解説
大学生活に欠かせないノートパソコンですが、「タッチパネル搭載モデルを選ぶべきかどうか」で迷う方も多いのではないでしょうか?
特に最近のパソコンは性能が進化し、選択肢が豊富です。
この記事では、大学生がタッチパネル搭載ノートパソコンを選ぶメリット・デメリットを整理し、最近のタッチパネル技術の進化や、大学生活での実際の活用方法を具体的に紹介します。
さらに、年間50台以上のパフォーマンステストをしている筆者が厳選した、最新のおすすめモデルも掲載していますので、購入時の参考にしてください。
タッチパネルのメリットは何かな?
画面をタッチすれば操作でき、マウスを使わないので、カフェみたいに机がせまいところでも操作できます。
タッチパネルで、できることは?
専属のペンでスタイラスペンや、メモに文字を書いたり、イラストを描けます。
指でタブレットのように、スワイプなどの操作もできます。
タブレットのシステムはスマホと同じ、iOSやAndoroidです。
タッチパネルのノートパソコンは、システムがWindowsです。
操作はタブレットように使え、システムはパソコンなので、簡単に多くのことができます。
利用できるアプリケーションの数が多く、複雑な操作が簡単にできます。
大学生にとってタッチパネル搭載ノートパソコンは必要?結論メリットは大きい
結論として、「用途次第で大きなメリットを享受できる」アイテムです。
特に以下のようなニーズを持つ大学生には、タッチパネル搭載モデルをおすすめします。
- 手書きメモやイラストを取り入れた学習をする人
- オンライン授業やプレゼンで使いやすいデバイスを求める人
- タブレットの操作性とノートパソコンの機能性を両立したい人
逆に、「基本的にタイピングとネット閲覧だけ」という人にとっては、タッチパネルの恩恵は少ないかもしれません。
最近のタッチパネル技術の進化
タッチパネル搭載ノートパソコンの技術は、ここ数年で飛躍的に進化しています。
以下は2024年現在のトレンドと特徴です。
1. 精度と感度の向上
最新のタッチパネルは、スマートフォン並みの精度を実現しています。
指やスタイラスペンでの操作が非常にスムーズになり、細かい作業もストレスなく行えます。
- ペンの追従性が向上:描画や文字入力でタイムラグがほとんどなくなり、紙に書く感覚に近い。
- 多点タッチ対応:最大10点同時タッチ可能なディスプレイも多く、複数人で操作するシーンにも対応。
2. ディスプレイの高精細化
4K対応のタッチパネルディスプレイが増加し、色の再現性や視認性が向上しています。
グラフィックや動画編集を行う学生にも適しています。
3. 軽量化と長時間バッテリー
技術の進化により、タッチパネル搭載モデルでも1kg前後の軽量設計が可能になりました。
また、省電力設計が進み、1日中使用してもバッテリーが持つ製品が多く登場しています。
タッチパネル対応のノートパソコンのメリット
1. 手書き機能で学習効率アップ
- メモをその場でデータ化:手書きメモをOCR機能でテキスト化し、レポート作成に活用。
- 語学学習に最適:第二外国語の文字を手書きしながら覚えられる。
- 図やグラフ作成:数学や理系科目での手書き図表が簡単に作成でき、共有もスムーズ。
2. 直感的な操作性
- スマホ感覚で操作可能:ピンチイン・ピンチアウトで拡大縮小が直感的にでき、デザイン作業に役立つ。
- ブラウジングが快適:指でタッチするだけでリンクをクリックでき、素早い操作が可能。
3. マルチモードで柔軟な使用が可能
- ノートPCモード:タイピング作業やレポート作成に最適。
- タブレットモード:手書きや動画視聴時に便利。
- テントモード:オンライン授業や映画鑑賞時にキーボードが邪魔にならない。
4. クリエイティブ作業にも対応
イラスト制作や動画編集など、クリエイティブな用途にもぴったり。
特にグラフィックデザインを専攻する学生にとって、ペン対応のタッチパネルは必須ともいえます。
タッチパネル対応のノートパソコンのデメリット
1. コストが高め
タッチパネルの搭載により、通常のノートパソコンよりも価格が上昇する傾向があります。ただし、近年は7~8万円台のコスパモデルも増えてきています。
タッチパネルのノートパソコンって少ない気がするんだけど‥。
大学生が使えるタッチパネルのノートパソコンの種類が増えてきたわよ。ハイスペックで、動画編集やミドルレベルのゲームが楽しめるタッチパネルのノートパソコンで12万円台というのもあるわ!
7万円台〜のタッチパネルのノートパソコンのおすすめ記事は、こちら↓を参考にしてください。
≫【2023年】2in1PC おすすめ7選【飛躍的に作業効率アップできるタッチパネルのノートパソコンの選び方から使い方まで完全ガイド】
2. 耐久性に注意
ヒンジ部分が360度回転するタイプは、乱暴に扱うと故障しやすい可能性があります。普段から丁寧に使用することが求められます。
タッチパネルのデメリットは何かな?
ディスプレイが360度回転でき、あまり乱暴に扱うとヒンジに不具合が出やすいわよ。
パソコンなので取り扱いは慎重にね!
ヒンジの箇所は↓になります。
ノートパソコンの本体とディスプレイをつなげている部分です。
このヒンジがあることで、ノートパソコン形式、タブレット形式、テント形式と形が自在に変えられます。
3. 細かい作業ではペンが必要
指での操作は快適ですが、精密な操作が求められる場合はスタイラスペンの使用が必要です。
タッチパネルって、細かいところにタッチしにくしいんだけど‥。
専属のペンやスタイラスペンを使うと便利よ。
書いて提出するレポートは、ペンで書いたところを一瞬で消せるので特に便利よ。
データを残して、履歴も確認できるよ。
付属で販売されているペンを使うと、細かいところにタッチできます。
また、一般的に販売されているスタイラスペンも精度が上がり、文字を書くレベルであれば、2,000円台で購入できます。
≫Amazonで販売しているスタイラスペン一覧 1,099円~
タッチパネル対応ノートパソコンの使い方
素早いネット検索
タッチパネルはスマホと同様、ネット検索では直感的にタッチし、素早い選択ができます。
書いてデータを作成する
ディスプレイの感度の精度が上がり、細かいタッチをデータとして残せるようになりました。
ディスプレイというハード面の進化とアプリケーションの進化の相乗効果で、さらにタッチパネル対応のノートパソコンのできることは広がっています。
ディスプレイの感度の精度が上がったことで、「触る」から「書く」ことができるようになりました。
「書く」ことでできるのは、具体的には「画像」として保存できます。
そして、アプリケーションの進化で、「画像」から文字をテキスト抽出できます。
手書き文字をテキスト化できるのは、MicrosoftのOne noteです。
動画鑑賞
形をテント型やタブレット型に変更できます。
動画鑑賞をする時にキーボードが邪魔になることがありません。
ゲーム
オンラインゲームをマウスやキーボードで操作するのは、やや難しいです。
タッチパネルのノートパソコンは画面に直接タッチでき、簡単にゲームを操作できます。
タッチパネルのノートパソコンの大学での利用方法
タッチパネルのノートパソコンが、大学での勉強でどんな時に役に立つのかを説明します。
タッチパネルのノートパソコンで語学の習得
大学では、教養で第二外国語を学ぶ必要があります。
第二外国語で選択できる語学は大学によって違います。
一般に第二外国語で選択できるのは、フランス語、ドイツ語、中国語、スペイン語、韓国語、ロシア語、イタリア語。
第二外国語で選択するラテン系言語は文の構成も違い、習得するのにハードルが高いです。習得を加速するには、「書く」というのが学習の一歩となります。課題の中で教科書の本文を転記と日本語訳を提出するのは、よくある課題です。
学校によっては、データ上に書いたものを提出する場合もあります。
実際、某有名国立大学のある語学部でデジタルノートに文字を書いて提出する課題が出ました。
タッチパネルのノートパソコンでない子は、マウスで文字を書いて提出したんだって。大変だな。
iPADやタブレットで書いた子もいるそうよ。
でも、それだと、iPADとノートパソコンの両方を持たなくてはいけないから、荷物が多くなるわね。
タッチパネルのノートパソコンでイラストを描く
グラフィックを学ぶ子は、デジタルでイラストを描く機会があります。
IllustratorやFrescoというアプリケーションに描きますが、マウスで描くのは案外難しいです。
マウスで描く場合は、繊細なタッチを表現するために、トラックボールがついたものを使用する人が多いです。
しかし、筆を握る感覚とずれ、タブレットにペンで描くのがイラストの再現性が高いです。
タブレットで書いたイラストをパソコンで利用す場合は、データを移動する必要があります。
タッチパネルのノートパソコンであれば、デジタルペンでイラストをそのまま、利用して制作物を作成できます。
データを移動させる手間が省けるから、時間短縮だし、ノーストレスで便利よね。
大学生が選ぶべきタッチパネル搭載ノートパソコンの条件
大学生がタッチパネル搭載ノートパソコンを選ぶ際、以下のポイントに注意してください。
- 軽量性:毎日持ち歩くため、1.5kg以下が理想。
- バッテリー持続時間:少なくとも10時間以上持つモデルを選ぶ。
- 用途に応じた性能:文系学生なら基本スペック、理系やクリエイティブ系学生なら高性能CPU・GPUを搭載したモデルが必要。
- コストパフォーマンス:予算に合った製品を選ぶこと。
大学生におすすめのタッチパネル搭載ノートパソコン5選
製品 | Yoga 7 2-in-1 Gen 9 | LIFEBOOK WU2/H1 | LIFEBOOK WU3/G2 | ||
メーカ名 | ヒューレット パッカード | ヒューレット パッカード | Lenovo | 富士通 | 富士通 |
CPU | AMD Ryzen™ 5 8640HS | インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 125U | AMD Ryzen™ 5 8640HS | i3-1335U | i5-1235U |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB | 8GB | 8GB |
ストレージ | 512GB SSD | 512GB SSD | 512 GB SSD | 約253GB SSD | 256GB SSD |
重さ | 1.33kg | 約 1.39kg | 約 1.49kg | 約758g | 868g~※ |
おすすめ ポイント | グラフィック処理に強い | AIエンジンで高速処理 | 24時間サポート付き、 ハイスペック | 超軽量 | 超軽量 |
価格 | 今なら約3万円OFF!キャンペーン139,800円 | 今なら約3万円OFF!キャンペーン164,800円 | ¥107,690 | 152,900円 | 162,850円 |
タイトル | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
HP Envy x360 14-fa
- 最大14時間30分のロングバッテリー
- AI搭載のプロセッサーでパフォーマンス管理
- 圧倒的な映像美OLEDディスプレイ
Lenovo Yoga 7 2in1 Gen 9
- 71Whrの大容量バッテリー最大11時間30分
- AI搭載のプロセッサーでパフォーマンス管理
- 互換性のよいデジタルペン付き、設定いらずで即接続
こちらのモデルは、レビュー動画↓を作成しています。
AMDのプロセッサーでコスパがよいです。
人気のYOGAシリーズで、厳選されたスペックが魅力のノートパソコン。
HP Envy x360 14-fc
- 最大15時間のロングバッテリー
- AI搭載のプロセッサーでパフォーマンス管理
- 圧倒的な映像美OLEDディスプレイ
タッチパネルでは、軽量の約1.39kg。別売りの付属のデジタルペンの反応もよく、キーボード入力しやすい、作業効率がとてもよいモデルです。
AIで画像生成、音楽生成もできるハイスペックモデルです。
こちら↓の動画で詳細レビューしています。
タッチパネルのノートパソコンのおすすめは、こちら↓の記事で書いています。実機をテストした製品もあります。
高性能なタッチパネル搭載ノートパソコンは、実は選択肢がそれほど多くありません。
自分で探そうとすると、各メーカーの公式サイトで全製品を一つひとつ確認する必要があり、非常に手間がかかります。
また、タッチパネル対応のモデルは限られたメーカーからしか発売されていないため、比較するのも難しいのが現状です。
そこで、当記事では主要メーカーのサイトを徹底的にリサーチし、実際にベンチマークテストなどを行った上で、大学生活や日常利用に最適なモデルを厳選してご紹介しています。
いずれのモデルも、4年間しっかり使える性能と信頼性を兼ね備えています。
もし、時間をかけずに最適な1台を見つけたい方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。
選び方のポイントから具体的なおすすめモデルまで、詳しく解説しています!
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