【2024年大学生おすすめパソコン】実はこれがコスパがよい!学部別一覧表
パソコンの携帯化を推奨される大学が多くなりました。
大学生としての新しい生活は、勉強、研究、友人との交流、そして社会へと変化が多い時です。
学びから社会へと環境が変わるときに、環境への対応として、最も使えるツールとなるのがノートパソコンです。
必要なツールであるノートパソコンは、文系か、理系か、または他のどんな学部に所属しているのかによって、求められるパソコンの性能や機能は異なります。
一体、どんなノートパソコンが、自分にとって使いやすいのか、役に立つのか、迷ってしまうこともあります。
この記事では、2023年の最新情報をもとに、各学部別で最も役立つノートパソコンをレビューも交えながら紹介します。
一人ひとりの学業や研究をしっかりサポートするための最適なモデルを厳選しました。
実際に、実機を使ったレビューでは、パフォーマンステストをしています。
この記事を読めば、自分の大学生活を支えてくれるノートパソコンを見つけられます。
大学生が使えるノートパソコンの選び方を解説し、次に、おすすめのノートパソコンを紹介しています。
ノートパソコンの基準より、おすすめのノートパソコンが気になる方は、こちら↓をクリックするとおすすめのノートパソコンまでスキップできます。
5万円台から選べる!
文系・理系大学生におすすめのパソコン(学部別)
製品/ メーカー | 価格 | おすすめ学部 | おすすめ ポイント | 質量 | CPU/ メモリー | 公式サイト |
Lenovo IdeaPad Slim 170 / Lenovo | セール 49,830円 | 文系 | 超コスパが良い | 約 1.4kg | Ryzen™ 5 7520U/ 8GB | 公式サイトはこちら |
HP Pavilion Aero 13-be スタンダード【G2】/ ヒューレット パッカード | 109,000円 | 文系 | 軽くて持ちやすい | 957g | Ryzen™ 5 5625U/ 8GB | 公式サイトはこちら |
LIFEBOOK WC1/G3/ 富士通 | 154,900円 | 文系 | 入力がしやすい キーボード形状 | 約998g | i5-1240P/ 8GB | 公式サイトはこちら |
ideapad 5 14IRL8/ Lenovo | 94,820円 | 理系 | ハイスペックで 9万円台のコスパの良さ | 約1.46kg | i5-13500H/ 16GB | 公式サイトはこちら |
mouse F4-I7I01CG-A /mouse | 即半期決算セール 第1弾 29,900 円OFF納! 119,900円 | 理系 | 計算処理が早いCPUを搭載 | 約1.38kg | i5-1235U/ 16GB | 公式サイトはこちら |
ThinkBook 13x Gen 2/Lenovo | 89,980円 | 経済学部・ 商学部 | コスパがよい 人気定番シリーズ | 約 1.2kg | i5-1235U/ 16GB | 公式サイトはこちら |
HP 14-em スタンダードモデル【C10】 /ヒューレット・パッカード | 78,800円 | 経済学部・ 商学部 | 分かりやすく 豊富な インターフェースで使いやすい | 1.39kg | Ryzen™ 5 7530U /8GB | 公式サイトはこちら |
ThinkPad X1 Carbon Gen 10/ Lenovo | 203,181円 | 医療系学部 | 過酷な利用環境に耐えられるボディ | 約1.2kg | i7-1355U/ 16GB | 公式サイトはこちら |
HP EliteBook 630 G10【C4】/ヒューレット・パッカード | 174,900円 | 医療系学部 | 衛生面を考慮した表面加工設計 | 約 1.22 kg | i7-1355U/ 16GB | 公式サイトはこちら |
MacBookPro13インチ | 206,800円 | 芸術学部 | グラフィック系アプリが快適 | 957g | Ryzen™ 5 5625U/ 16GB | 公式サイトはこちら |
ThinkPad P14s Gen 4:プレミアム | 232,716円 | 芸術学部 | クリエイティブ業務向けのGPU“NVIDIA RTX Aシリーズ”を搭載 | 約 1.34kg~ | i7-1370P/ 16GB | 公式サイトはこちら |
最新のテクノロジー、持ち運びやすさ、コストパフォーマンスなど、様々な要素を踏まえて選び出したおすすめノートパソコン。
文系学部のおすすめノートパソコン
文系学部の学生には、長時間のテキスト処理やリサーチ作業が求められることが一般的です。
長時間のテキスト入力に応えられるノートパソコンの選び方です。
必要な機能とスペック
軽量: 毎日の授業や図書館への持ち運びを考慮し、軽量なモデルがおすすめ。
テキスト処理: 文書作成が多いため、快適にタイピングできるキーボードとスムーズなテキスト処理能力が重要。
バッテリー寿命: 外出先での使用時間が長い場合、バッテリー寿命の長いモデルを選びましょう。
Lenovo IdeaPad Slim 170 /Lenovo〈レビューあり〉
コスパの良さで選ぶなら、こちらがおすすめです。
約5万円台でオフィス系アプリがさくさく動く、コスパ最強ノートパソコン。 - 約1.4kgの軽量設計で持ち運びが楽。
- 見やすいIPS液晶のディスプレイ
価格と性能のバランスが取れており、文学部・人文学部の学生に最適。
レビュー記事は、こちら↓で書いています。
≫【”IdeaPad Slim 170″レビュー】初心者に最強、コスパだけでないスタイリッシュなノートパソコンを詳細解説
HP Pavilion Aero 13-be 【G2】〈レビューあり〉
持ち運びやすい軽さで選ぶなら、こちらふがおすすめです。
- 1kg以下の超軽量でスタイリッシュなボディ
- 最新のプロセッサーを搭載
- 使いやすさ
荷物が多い大学生には、ノートパソコンの軽さは重要ポイントです。
公式サイトで表示されるポップアップで表示される即納モデルは、2万円以上高いです。をクリックした通常納品のスタンダードモデルG3がお得です。現在、スーパーセール中で92,651円です。
レビュー記事は、こちら↓で書いています。
≫【HP Pavilion Aero 13-beレビュー】軽くて使いやすい白い、ピンクのおしゃれなノートパソコン徹底解説
V14 Gen4 AMD/Lenovo〈レビューあり〉
5万円台で、パソコン初心者におすすめ。インターフェースの使いやすさがポイント。
- 5万円台でオフィス系アプリがさくさく動く
- HDMI、イーサネット、USB-A、USB-Cと豊富で初心者が使いやすいインターフェース
- DolbyAudio™対応でクリアなサウンド体験ができる、音楽好きにおすすめ
実機のレンタルしたレビュー記事は、こちら↓で書いています。
≫【Lenovo V14 Gen4 AMD レビュー】5万円台の最強コスパのエントリーモデルを検証
販売元 | DELL |
ブランド | Inspiron 14 |
価格 (Amazon) | ¥61,000 税込・送料無料 |
ディスプレイ | 14インチ, FHD+ 1920×1200, |
OS | Windows 11 Home 64bit |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB SSD |
CPU | AMD Ryzen™ 5 7530U |
GPU | CPU内蔵 (AMD Radeon™ グラフィックス) |
重さ | 約 1.59kg |
LIFEBOOK WC1/G3
テキスト入力のしやすさで選ぶなら、こちらがおすすめです。
- おしゃれなペールトーンカラーのボディ
- モバイルバッテリーで充電可能
- 指にフィットするシリンドリカル形状でネイルを保護して入力できる
文学部や人文学部の学生にとって、快適なテキスト処理と持ち運びのしやすさは重要な選考ポイントです。これらの要素を考慮した上で、自分の予算や具体的なニーズに合ったモデルを選ぶと良いでしょう。
その他の文系大学生におすすめのノートパソコンは、こちら↓の記事で紹介しています。
≫【2024年】5万円台のパソコンレビューあり、文系大学生4年間使える人気のノートパソコンおすすめ15選
ノートパソコンのボディのカラー重視の方は、カラー別のノートパソコンをこちら↓の記事で紹介紹介しています。
≫【2024年】文系女子大学生おしゃれ、軽くて便利、人気のおすすめノートパソコン15選《レビューあり》
理工学部におすすめのノートパソコン
理工学部の学生には、プログラミング、シミュレーション、複雑なグラフィック処理など、一般的なパソコン使用よりも高度な作業が求められることが多いです。
以下は、高度な作業に合ったノートパソコンの選び方です。
理工学部のノートパソコンに必要な機能とスペック
高性能: 複雑な計算やシミュレーションを扱うため、高性能なCPUとメモリーが必要。
グラフィック処理: 3Dモデリングやビジュアルプログラミングを行う場合、良好なグラフィックカードが重要。
プログラミング: 長時間のコーディング作業に適したキーボードとディスプレイが求められる。
ideapad 5 14IRL8 /Lenovo〈レビューあり〉
- CPUはインテル®Core™i5-13500H搭載で、ベンチマーク23,000とハイスペックでありながら、9万円台
- 色が鮮やかなディスプレイのWUXGAOLED(有機ELディスプレイ)
- 薄くて、スタイリッシュなフォルム
理由: インテル13世代で価格が9万円台。ベンチマークが23,000で圧倒的コスパの良い機種。
鮮やかなディスプレイで、細かい資料や画像、解析結果が見やすいです。
パフォーマンステストをしているレビュー動画は、こちら↓です。
AI使用やパフォーマンステストを実機で実施しているレビュー記事は、こちら↓で書いています。
【IdeaPad Slim 5i Gen8レビュー】インテル13世代パワーが9万円!有機ELディスプレイも比較検証
Inspiron 14/DELL
- ハイパフォーマンスと多機能性
- 優れたビジュアルとサウンド体験
- 急速充電
ハイパフォーマンスと多機能性
- AMD Ryzen™ 5 7530Uプロセッサー: 6コア/12スレッドの高性能プロセッサーは、多様な作業に対応。日常のタスクから中程度のグラフィック処理までスムーズにこなせます。
- メモリーとストレージ: 8GBのメモリーと256GB SSDは、効率的なマルチタスキングと迅速なデータアクセスを可能にします。
優れたビジュアルとサウンド体験
- 16:10アスペクト比の14インチFHD+ディスプレイ: 高解像度で鮮明な画像を表示し、非光沢デザインで目の疲れを軽減。
- Dolby Atmos®空間オーディオ: 高品質なサウンドで映画や音楽をより没入感ある体験で楽しめます。
急速充電
- ExpressChargeバッテリー: 迅速な充電で、外出先でも長時間の使用が可能。
販売元 | DELL |
ブランド | Inspiron 14 |
価格 (Amazon) | ¥61,000 税込・送料無料 |
ディスプレイ | 14インチ, FHD+ 1920×1200, |
OS | Windows 11 Home 64bit |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB SSD |
CPU | AMD Ryzen™ 5 7530U |
GPU | CPU内蔵 (AMD Radeon™ グラフィックス) |
重さ | 約 1.59kg |
経済学部・商学部におすすめのノートパソコン
経済学部・商学部の学生にとって、データ分析、マルチタスク処理、そして予算に合わせたノートパソコンの選定が重要です。
以下、必要な機能とスペックについて解説します。
経済学部・商学部のノートパソコンに必要な機能とスペック
- CPU:データ分析やマルチタスクの処理が必要なため、Corei5以上が推奨。
- メモリー:複数のアプリケーションを同時に実行するため、8GB以上。
- ストレージ:SSDの256GB以上で、データの保存と高速アクセスが可能。
- ディスプレイ:解像度が高く、色再現性の良いものがおすすめ。
- バッテリー寿命:学校や図書館での使用を考慮して、長時間使用できるものがおすすめ。
- 価格:予算に応じた価格帯の選定が重要。
ThinkBook 13x Gen 2/Lenovo
- 薄さ16mm、質量1.2kgでスタイリッシュなボディ。
8万円台で、高性能なインテル®Core™i5-1235Uプロセッサーと16GBのメモリー搭載のノートパソコン。 - モンスターハンターライズなどの人気ゲームも楽しめる。
- データ転送速度が速いUSBType-C4(Thunderbolt4対応)を搭載。
- 超軽量のHDMI、USB-A対応USBハブ付き
ゲームのパフォーマンスなどは、こちら↓の動画で確認できます。
詳しいレビュー記事は、こちら↓で書いています。
≫【ThinkBook 13x Gen 2レビュー】コスパよしノートパソコン、性能をゲームで徹底計測
理由: 高度なシミュレーションやプログラミング作業に対応可能なため、理工学部の学生に最適。s
理工学部の学生は、より高度なコンピュータ作業を要求されることが一般的です。自分の学業や研究に合った高性能なノートパソコンを選ぶことで、学問の探求がさらに進展するでしょう。
その他の理系大学生におすすめのノートパソコンは、こちら↓の記事で紹介しています。
≫【2024年】理系大学生4年間使える人気のおすすめノートパソコン13選
HP 14-emスタンダードモデル【C10】
- AMDRyzen57530Uプロセッサー搭載でベンチマーク16196でスペックが高い。
- 画面のスクロール時になめらかなビジュアル表現のIPS液晶画面
- 45分で50%も充電できる急速充電機能で忙しい大学生をサポート
理由: 軽量でバッテリー寿命が長く、マルチタスクにも優れた性能。マルチタスクができると、エクセル、参考資料のPDF、作成資料のパワーポイントを同時に表示できます。
経済学部・商学部の学生は、マルチタスク処理とデータ分析の能力をパソコンで必要とします。上記のスペックがあれば、作業を問題なくこなせます。
上記のモデルは、コスパがよいモデルです。予算に応じて、性能と機能がバランスしたモデルが、学業に最適なノートパソコンになります。
医療系学部におすすめのノートパソコン
医学部・看護学部の学生には、専門的な医療ソフトの操作ができ、高いセキュリティ性能、丈夫なボディのノートパソコンが必要です。
以下、必要な機能とスペック、おすすめのモデルを紹介します。
医療系学部のノートパソコンに必要な機能とスペック
堅牢性:落下や衝撃に強い堅牢な構造。 セキュリティ:フィンガープリントセンサーや顔認証など、高いセキュリティ機能。 - CPU:医療ソフトのスムーズな操作のため、Corei5以上が推奨。
- メモリー:8GB以上で、多数のデータを扱うことができる。
- ストレージ:セキュリティ対策が施されたSSD256GB以上。
- ディスプレイ:解像度が高く、詳細な画像を確認できるもの。
ThinkPad X1 Carbon Gen 10/Lenovo〈レビューあり〉
- 軍事規格(MIL-STD810G)テストを基準、防滴キーボード
- 全ての作業がスムーズに行えるパフォーマンス
- Thunderbolt4で可能な高速インターフェース
- 国内生産の品質保証と365日24時間の安心サポート
軍事規格(MIL-STD 810G)テストを基準、防滴キーボード
実習など移動が多い医学生には、堅牢性が必要です。ThinkPad X1 Carbon Gen 10は、堅牢性を試す厳しいテストを基準に作られています。
全ての作業がスムーズに行えるパフォーマンス
パフォーマンスが高く3D画像を見たい時にも、グラフィックの高いCPUで、優れたパフォーマンスを発揮します。
Thunderbolt 4で可能な高速インターフェース
Thunderbolt 4搭載で、モニターへ高速データ転送で学会の発表にも便利。
国内生産の品質保証と365日24時間の安心サポート
プレミアムサポートが標準で1年間つき、365日24時間、トラブルに対応してもらえます。
ThinkPad X1 Carbon Gen 10のより詳しい内容は、実際のパソコンを使用したレビューをこちら↓で書いています。
≫【ThinkPad X1 Carbon Gen 10レビュー】Thunderbolt4搭載、米沢生産の超軽量ノートパソコン
HP EliteBook 630 G10【C4】
- エタノールを含む家庭用クリーナーシートで約1,000回拭いても耐えるボディで
清潔を保持。 - 企業レベルのセキュリティ機能の搭載
- 薄型、軽量
HP EliteBook 630 G10は、ハイスペックノートパソコンとして多岐にわたる機能があります。
13.3インチのディスプレイは高品質なビジュアルを再現し、コンパクトな薄型デザインが移動にも便利で、どこでも作業できます。
特徴はプログラマブルキー機能で、お気に入りのアプリやファイルへのアクセスが簡単になります。
USB 3.2 Gen1、ThunderBolt4対応のType-Cポートなど、インターフェースが充実し、周辺機器の接続が簡単にできます。
柔らかなタッチが特徴のラバードームキーのキーボードで、力を入れることなく入力でき、長時間のタイピングに適しています。
HP EliteBook 630 G10は、豊富なセキュリティ機能を搭載し、NISTガイドライン準拠した情報セキュリティも整っています。ウィルス攻撃によって不正な状態から自動復旧できる、自己回復型の機能も搭載しています。
準拠する個人のノートパソコンでは、高いレベルです。
HPのAIベースのノイズ低減技術が音声や映像のクリアな通信を可能です。
HP EliteBook 630 G10は、デザインから機能性、セキュリティまで、プロフェッショナルな業務にマッチしたノートパソコンです。
軽量かつ堅牢。高セキュリティの顔認証機能と、多岐にわたる医療アプリケーションに対応できる、医療系の学部の大学生におすすめのノートパソコンです。
その他の理系大学生におすすめのノートパソコンは、こちら↓の記事で紹介しています。
≫【2024年最新】医療系大学生 実習にも使える人気のノートパソコンおすすめ7選
芸術学部におすすめのノートパソコン
芸術学部の学生には、クリエイティブ なアプリケーションソの操作やデザイン作業、カラー再現などの高度な機能を求めるノートパソコンが必要です。
以下、必要な機能とスペックを紹介します。
芸術学部のノートパソコンに必要な機能とスペック
CPU: クリエイティブソフトのスムーズな操作が求められるため、Core i7以上やAMD Ryzen 7以上が推奨。
メモリー: グラフィック処理のために16GB以上。
ストレージ: 高速読み取り・書き込みが可能なSSD 512GB以上。
ディスプレイ: 高解像度かつカラー再現性に優れたもの。
グラフィックカード: 専門のグラフィック処理が可能な専用GPU。
ペン対応: 手書きデザインが可能なペン対応ディスプレイが理想。
Apple MacBook Pro (13-inch)
- Apple独自の「M2チップ」は、特にグラフィック系アプリの処理が早い。
- 一回のフル充電でバッテリー駆動時間長い。
- Retinaディスプレイは、鮮明な色再現で、高解像度の映像や写真の編集作業が快適。
理由: Retinaディスプレイで色の再現性が高く、クリエイティブソフトが快適に動作。
yumeも使用しているMacBook Pro。Macの魅力は、ショートカットキーの多さ。それだけでも、かなりの作業効率アップ。色の再現性もデザイナー志望なら、こだわりたいところ。
ThinkPad P14s Gen 4:プレミアム
理由: タッチスクリーンとペン対応で手描きが可能。高性能なGPU搭載で3Dモデリングなどもサポート。
芸術学部の学生は、デザインとクリエイティブな作業に特化したノートパソコンを必要とします。
カラー再現性、ペン対応など、視覚表現に重要な機能を備えたモデルを選ぶことで、自身の芸術的な才能を最大限に発揮することが可能です。
上記のモデルはそのようなニーズに応えられる選択肢となるでしょう。
大学生は、使う目的でパソコンを選ぶのがおすすめ
大学生のノートパソコンの選び方は、使用する目的を考えたほうがよいです。
大学生は、勉強や就活、ゲームなど、様々な目的でノートパソコンを使用する機会があります。
パソコンはスペックによって価格差が出る
学部によっては、高いスペックが必要です。
スペックの差は、パソコンの値段が約10万円ほどの違いがあります。
無駄な出費をしないためにも、自分の目的に合わせたパソコンを選べたほうがよいです。
学部によって考えられるのは、こんなこと↓
- 文系にはどのような文字入力やレポート作成に適したモデルがいいのか…
- 理系にはどんな計算処理能力やグラフィック性能が求められるのか…
- 芸術系学部にはどのようなクリエイティブツールやディスプレイが適しているのか…
それぞれのポイントを押さえながら、2023年のベストモデルを解説していきます。
最初に、使う目的に合わせて、以下の項目を選択します。
- OS(オペレーティングシステム)
- スペック
OS(オペレーティングシステム)
オペレーティングシステム(OS)とは、コンピュータが動作するための基本的なプログラムです。イメージとしては、コンピュータの指揮者のような役割を果たしています。
例えば、WindowsやMacOS、LinuxなどがOSの代表例です。OSは、マウスやキーボードからの指示を受け取り、画面上で何が表示されるかや、どのプログラムがどう動くかなどをコントロールします。
一般的に、パソコンを起動したときに最初にロードされるのがOSで、これがなければ、コンピュータはただの金属の塊でしかありません。
アプリケーションソフトウェア(例: Microsoft Word、Google Chromeなど)を動かすための「舞台裏」の役割を果たしています。
大学生のパソコンはWindowsかMacか?
大学生で使用するパソコンをWindowsかMacか迷う方もいるかと思います。WindowsかMacの選択は、使うアプリケーションによって変わります。
ほとんどのアプリケーションは、Windows版、Mac版の両方を用意し、Windows版で作成したものをMacでも利用できるなどの互換性もあります。しかし、一部では、どちらかに対応していない場合があります。
大学は、学部ごとにパソコンの推奨OSも指定しています。
自分の学部を確認しましょう。
MACかWindowsか迷う方は、以下の記事をご覧ください。毎日、それぞれのデバイスを各業界で、何十年と使ってきた筆者が答えています。
広告代理店・IT系コンサルで働いたからわかる
≫【大学生にはMacとWindowsはどちらがおすすめ?】メリット・デメリットを徹底解説
スペック
スペックとは、コンピュータの「力」のようなもので、CPUやメモリーなどの部品がどれだけ強力かを表します。
例として、CPUが作業のリーダーとして、優秀であればあるほど、的確な指示ができれば、チームの生産性は上がります。CPUやメモリーが高性能であれば、コンピュータも高速に動作します。
基本的なスペックのPC
- CPUがCorei3かRyzen3
- メモリーが4GB
- ストレージが128GB
- テキスト処理やネット検索がスムーズ。
- 文系大学生のノートパソコンは、このレベルのスペックで対応できます。
ハイエンドスペックのPC
- CPUがCorei7やRyzen7
- メモリーが16GB以上
- ストレージが256GB以上
- 基本的な作業をさらにスムーズに実行。
- 大量のデータ処理が可能。高速な処理を求められる作業に適している。
- 複数のアプリケーションを同時に実行したり、大容量のデータを扱える。
- 大量のデータの保存や複数のOSのインストールが可能。
- クリエイティブな作業や専門的なタスクなど、より高度な作業を行うのに適している。
理系・医療・芸術系大学生のノートパソコンは、このレベルをおすすめします。
大学生のノートパソコンのスペックの構成内容
CPU(Central Processing Unit)
高速なCPUがあれば、ウェブページの読み込みや複雑な計算が速くなります。モデルやシリーズ、世代によって性能のレベルが変わります。
モデル | Intel | AMD | 主な使い方 |
エントリー | Atom Celeron | Athlo | 事務系アプリ、ネット閲覧 |
エントリー | Pentium | A-Series | 事務系アプリ、ネット閲覧、 動画視聴 |
スタンダード | Core i 3 | Ryzen 3 | 事務系アプリ(データの多い作業が可能) ネット閲覧、動画視聴 |
スタンダード | Core i 5 | Ryzen 5 | 事務系アプリ(データの多い作業が可能)、 システム・グラフィック系アプリ(データの少ないものが可能)、 データの軽いゲームが可能、ネット閲覧、動画視聴 |
ハイエンド | Core i 7 | Ryzen 7 | システム・グラフィック系アプリ(データの多いものが可能)、 ゲームが可能、動画編集、動画配信 クリエイターズ ネット閲覧、動画視聴 |
クリエイターズ | Core i 9 | Ryzen 9 | システム・グラフィック系アプリ(データの多いものが可能)、 3Dゲームが可能、動画編集、動画配信 |
ハイエンド デスクトップ向け | Core X | 写真や動画の編集、視覚効果、モーション・グラフィックス、3D アニメーション、 ハイエンド・ゲームのクリエイター・ワークフロー | |
ワークステーション | Core Xeon | プロのクリエイター用VFX、3D レンダリング、複雑な 3D CAD、AI 開発やエッジ・デプロイメント |
CPUは、モデル、シリーズ、世代、番号で構造が違い、能力が変わります。総合的な数値目標として、ベンチマークを目安で能力を判断します。
CPU選びのポイントを詳しく知りたい方は、こちら↓の記事で解説していますので、参考になさってください。
≫【初心者・大学生必見!】ノートパソコンのCPU選びで後悔しないためのポイント
メモリー
メモリーが多ければ、多くのタブやプログラムを同時に開いてもスムーズに動きます。例: 8GB RAMなど。
メモリーは、作業中のデータを一時的に保存する「作業台」のようなものです。作業台のスペースが大きければ大きいほど、同時処理などができ作業量があがります。
メモリの容量選びに困ったら、こちら↓の記事で解説していますので、参考になさってください。
≫【8GB vs 16GB メモリ容量で悩まない!】大学生必見!ノートパソコン選びのポイント
ストレージ(Storage)
パソコンがデータを長期的に保存する部品です。
ストレージの容量選びに困ったら、こちら↓の記事で解説していますので、参考になさってください。
≫これで失敗しない!【大学生・パソコン初心者向け】ストレージ容量選びの基本
GPU(Graphics Processing Unit)
パソコンが画像や動画を表示するために必要な部品です。ノートパソコンのエントリモデル〜スタンダードモデルは、GPUはCPUの中に組み込まれた“CPU内蔵”になっています。
その他にも、パソコンには多くの部品がありますが、目に見える映像を左右するのに大きく影響するのが、グラフィックカードです。
GPUが気になる方は、こちら↓の記事で解説していますので、参考になさってください。
≫【絶対後悔しない!】パソコン初心者が知っておくべき5つのGPU選びのポイント
パソコンの種類
パソコンは、ノートパソコン、2in1 PCなど、デスクトップなど、さまざまな種類があります。
ノートパソコン
ノートパソコンは、持ち運びが便利で、外出先でも使えるため、学生に特に人気です。
携帯性: 軽くて薄いものが多いので、カフェや図書館での使用に最適。
長時間バッテリー:授業や移動中でも使用できるようバッテリーが内蔵され、安心。
スペック選び: 用途に合わせて、CPUやメモリーの性能を考慮。文書作成やネットならエントリー、スタンダードモデルのスペックで十分。
2in1 PC(タブレット型にもできるノートパソコン)
2in1 PCは、キーボードが取り外せたり、画面が360度回転したりするなどして、タブレットとしても使える便利なノートパソコンです。
2in1 PCのメリットは以下です。
フレキシビリティ
タブレットとして使いたい時は画面を折りたたんで、文章を打ちたいときはキーボードを使う、といった使い分けが可能です。
移動中の利用
通学中や外出先での利用に便利。タブレットとして使えるため、場所を取らずに閲覧や動画視聴が楽しめます。
プレゼンテーション
タッチスクリーンを活用したプレゼンテーションなどにも向いています。
2in1 PCでも、用途に応じて必要なスペックとOSを選ぶことが重要です。学業でのノート取りやリサーチなら、基本的なスペックで十分。クリエイティブな作業に使う場合は、より高性能なものを選びます。
近年、スペックが高く、コスパのよい2in1PCが増えています。メリットを詳細にこちら↓の記事で書いています。
≫【2023年】2in1PC おすすめ7選【便利なタッチパネルのノートパソコンの選び方から使い方まで完全ガイド】
デスクトップ
デスクトップは、一般に性能が高い製品が多く、自宅などの使用に向いています。
性能: グラフィックや処理速度が必要な場合、デスクトップがおすすめ。
拡張性: 追加のハードウェアを取り付けが容易なので、カスタマイズが可能。
価格: 同じスペックのノートブック型よりもコストパフォーマンスが高いことが多い。
パソコンの大きさ
大学生のノートパソコンは、持ち運びやすさは重要な要素の一つです。以下のような場面で、ノートパソコンを使います。
- 教室での授業中に使う
- カフェで課題をこなす
- 図書館での研究やグループワーク
大学やカフェなど屋外での利用場面があり、ノートパソコンは持ち運びやすいほうが、使い勝手がよくなります。サイズが大きいと、バッグに入らなかったり、持ち運びに苦労します。
13.3インチまたは14インチのノートパソコンは、一般的なリュックやトートバッグに収まり、持ち運びが楽です。
グラフィック系など15.6インチのノートパソコンのほうが作業しやすい場合もあります。
重さは、なるべく1.5kg未満にして持ち運びやすいしやすい重さにするのがおすすめです。
パソコンのサイズについての詳しい記事は、こちら↓の記事で書いています。
≫【ノートパソコンのサイズ選び完全ガイド】サイズ選びで失敗しないポイントを解説
大学生のノートパソコンの駆動時間
バッテリー駆動時間は、10時間以上がおすすめです。
大学の講義中やカフェなどの作業で、バッテリーなしで作業することもあります。忙しい大学生には、長い駆動時間で作業できるパソコンが必要です。長い駆動時間を持つパソコンは、外出先での作業や学習に適しています。
大学生のノートパソコンの相場はどれぐらい?
大学生は、ノートパソコンの他にも、講義で使用する書籍など、費用がかかり、ノートパソコンの相場が気になるところ。
大学生が使うノートパソコンの相場は、スペックによって変わります。
ノートパソコンの価格はスペックに合わせて比例します。文系であれば約5万円台〜、理系であれば、約10万円台〜が目安になります。
ノートパソコンの相場について、こちら↓の記事で紹介しています。
≫【ノートパソコンの相場と選択ポイント】大学生が使うコスパ最強モデルガイド
大学生のノートパソコン選びで気をつけたいこと
大学生がノートパソコンを選ぶ際には、以下の点に注意する必要があります。
- スペックを間違えないように注意する
- 予算を超えないように注意する
- 保証期間を確認する
- 付属品を確認する
- 修理サービスを確認する
大学生は、上記のポイントを考慮しながら、自分に合ったノートパソコンを選ぶ必要があります。
学部に合わせた選択は、大学生活を最適化できる
学部や専攻に合わせた最適なノートパソコンの選択は、学業の効率を向上させ、より大学生活を円滑に過ごせます。
ここがポイント
目的に合わせた技術を搭載したノートパソコンは、使いやすいです。使いやすいノートパソコンは、パソコンでの作業が円滑にすすみます。
パソコンのメリットを最大限に活かし、課題提出もラクにこなせます。結果、ITリテラシーを高めた状態で社会に出れるというメリットにつながります。