【Lenovo “Yoga 770″レビュー】動画編集ができるコスパの良い2in1 PCを詳細解説
“Yoga 770″って、おしゃれだけど、ちゃんと使えるのかな?
使った感じとか、詳しく知りたい!
パソコンメーカーの公式サイトは、難しい専門用語ばかりで、「このパソコンで何ができるかわからない!」と悩む方は多いです。
この記事では、パソコンの世界一のシェア率を誇るLenovo の人気ブランド“Yoga”シリーズの”Yoga 770″を実際に使って
- 性能テスト
- 作業した感想
- 性能の内容
を、良いポイントから、悪いポイントまで、詳細に紹介して行きます。
結論は、”Yoga 770″は、ハイスペックで重いデータまで扱え、動画編集、ミドルレベルのゲームも楽しめる、オンとオフに活躍できる、12万円というコスパの良いノートパソコンです。
今ならセールでお得な”Yoga 770″のポイントと気になる点のカバー方法も解説しています。
※こちらの記事は、”Yoga 770″をレンタルし、実機を検証して書いておりますが、案件ではありません。実際の計測値と使用感を記事にしております。
セール実施中!
動画↓でも、詳細解説しています。ゲームの使用感をご確認できます。
“Yoga 770″が選ばれる3つの理由!
ハイスペックでマルチなCPU
“Yoga 770″はAMD Ryzen™ 7 6800Uプロセッサー、1TBのSSDストレージ、16GBのLPDDR5-6400MHzメモリーを搭載しています。
ハイスペックなプロセッサーと大容量のメモリは、ビジネスからエンターテインメントまで幅広い用途に対応します。
下は、CINEBENCHで計測した結果の画面です。マルチスコア8323、シングルスコア1065、Pass Mark 公式でのベンチマークは20657と非常にハイスペックです。
この性能であれば、ビジネス作業からエンターテインメントまで、さまざまなシーンで快適な操作性を実現します。
動画編集できるGPUを搭載したノートパソコン”Yoga 770″
ベンチマークのG3D Markは、4706。スコア4706は、グラフィックカードがミドルレベルのパフォーマンスを発揮することを示しています。
ミドルレベルのパフォーマンスは、最新の高解像度ゲームを中程度の設定で快適にプレイするのに十分な性能です。
最新のゲームを最高の設定でプレイするためには、もっと高いスコア(通常は7000以上)を持つグラフィックカードが搭載されたゲーミングパソコンが最適です。
Adobe のPremiere Proで実際に編集作業をしました。動画の編集はスムーズに作業でき、パソコンのスペックが必要な、“書き出し”操作もテストしました。
20分の動画の書き出しが、数分で終了するという優秀さでした。
“Yoga 770″で動画のエンコードは早く作業完了
下の画像は、動画の書き出し中のCPUのパフォーマンスの状況です。書き出し作業は、パソコンの高いスペックが必要です。”Yoga 770″のプロセッサーには、まだ余裕があることがわかります。
さらにWi-Fi 6E対応により高速なインターネット接続が可能で、2.8K OLEDディスプレイやDolby Vision™対応でリアルな映像表現を実現します。
ゲームできるノートパソコン”Yoga 770″〜“VALORANT”体験〜
下は、シューティングゲーム“VALORANT”の銃で打った瞬間の画像です。的のオブジェクトが粉々に散る様子が、クリアにビジュアル化されています。グラフィックの性能が高いことがわかります。
臨場感あふれるサウンド体験〜ドルビーアトモス®〜
ドルビーアトモス®に最適化された4つのスピーカーによるサウンド体験など、多彩な機能を堪能できます。
赤い点線のところから、音声が出ます。前面のサイドのスピーカーはツイーター、裏面はウーファー。4ヶ所から音声が出ることにより、立体的、臨場感あふれるサウンドを体験できます。
洗練されたデザインと使い勝手の良さ
モダンでスタイリッシュなデザイン
“Yoga 770″は、フォルムもカラーも綺麗で、スタイリッシュなデザインも魅力の一つです。
光沢感のあるラウンドエッジのアルミニウムボディは薄くてコンパクトで、持ち運びにも便利です。
洗練されたストーンブルーの色合いは、どんな場所でもスタイリッシュに映えます。スペックが高く、おしゃれなカラーと手に馴染みやすいフォルムで、満足度が高いのが”Yoga 770″のポイントです。
ハイスペックノートパソコンでも、質量1kg前半
ハイスペックノートパソコンで、メモリ、ストレージが大容量でありながら、質量が約1.42kgと、1kg前半に収まっているのがポイント。
携帯性に優れたノートパソコンです。
便利な2in1パソコン
“Yoga 770″は、2in1パソコンとして、ノートパソコン、テント型、タブレットと形状を変えられ、デスクだけでなく、ソファやベッドなど、さまざまな状況で使用できます。
ノートパソコンモード
ノートパソコンで使用。通常のノートパソコンと同様に、タイピングを主とする作業に適しています。キーボードとマウスを活用して、メールを送ったり、レポートを作成したり、プログラミングなどを行うのに便利です。
タブレットモード
キーボードを折り畳み、購入のパッケージに入っているデジタルペンで、タブレットのように直感的な使い方ができます。
読書やインターネット検索、イラストを描くなど、資料にメモ書きなどコメントを残すのに便利です。直感的で手軽な操作を必要とする活動に最適です。
Windows 10以降では、タブレットモードを選択すると、より使いやすいインターフェイスになっています。
テント型モード
画面を他人と共有したいときや、映画やプレゼンテーションを視聴するときに便利です。テーブルの上に置くだけで、安定して見られます。また、キッチンでレシピを見たり、ワークアウトの動画を見るのにも使えます。
スタンド型モード
※上記はIdeaPad Flex 550 14型
キーボードが下になり、画面が前面に立つ形。特に、タッチスクリーンを頻繁に使うシチュエーションに適しています。
例えば、デジタルアートの制作やノートを取るときなど、タッチまたはペン入力を中心とする作業に最適。動画の視聴に使え、テント型モードと同様に、テーブルの上に置くだけで安定して見られます。
これらのモードをうまく使い分けられるので、2-in-1パソコンは便利。“Yoga 770″は、デジタルペンで近づけるだけで反応し、軽いタッチで操作できるのが魅力。
セキュリティと便利な機能:IR&1080p FHDカメラ
オンラインでミーテイングやセキュリティ対策など、今、パソコンで安心安全に作業できる機能が搭載されています。セキュリティ対策が必須な今に非常に有効です。
IRカメラ
IRは“Infrared”(赤外線)の意味です。赤外線カメラは、暗闇での撮影や顔認識に用いられることが多いです。顔認識を使用したWindows Helloなどの生体認証システムでは、このIRカメラが活用されます。
IRカメラは、光の状況に関係なく、顔の特徴を正確に認識できます。プライバシーシャッターを開けていれば、顔認証でログインできます。
他の人がログインできません。
1080p FHDカメラ
FHDは“Full High Definition”を意味し、解像度は1920 x 1080ピクセルを指します。FHDは、ビデオチャットやビデオ会議、ストリーミングなどにおいて、高品質な映像を表現できます。
1080pは一般的に鮮明な画像を表示でき、ほとんどのコンテンツの視聴には十分な解像度となります。
実際、ゲームや動画の視聴でもきれいに視聴できました。
プライバシーシャッター
カメラは、プライバシーシャッターでカバーをかけられます。顔認証ログインにより、セキュリティ面でも安心して使用できます。
赤いマークの表示がなければ、シャッターが開いている状態。赤いマークは目立つので開閉がわかりやすいです。シャッターが開いたままで、誰かに見られてしまう事故を防げます。
ブルーライト軽減ディスプレイやノイズキャンセリングマイクなど、長時間の使用でもストレスを感じさせない工夫がされています。
“Yoga 770″の製品情報
ディスプレイ | 14.0型 2.8K OLED (有機ELディスプレイ) (2880×1800ドット、最大10.74億色、16:10、90Hz、 Dolby Vision対応、 DisplayHDR 500 True Black) 、マルチタッチ対応(10点)、光沢あり |
カラー | ストーンブルー |
初期導入OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | AMD Ryzen™ 7 6800U (2.70 GHz 最大 4.70 GHz) |
GPU | AMD Radeon™ 680M グラフィックス |
メモリ | 16 GB LPDDR5-6400MHz (オンボード) |
ストレージ | 1TB (PCIe NVMe/M.2) |
質量 | 約 1.42kg |
ゲームに必要なクリアなディスプレイ
ゲームも快適です。ゲームをしていて、ディプレイがモザイク状になるなど、グラフィックなどの悩みはありませんか?
“Yoga 770″は、細部まで画像が綺麗で、シューティングゲームでは、小さい的が鮮やかにくっきり見え、非常にプレイしやすいです。
2.8K OLEDディスプレイ
OLEDは有機ELディスプレイの意味で、各ピクセルが自己発光するため、深い黒と鮮やかな色を表現できます。2.8Kの解像度(2880×1800ドット)は、通常の高解像度(HD)以上の鮮やかさを表現します。
ゲームしやすいポイント
黒色が効くことで、的や相手がくっきりわかり、素早い動きに対応できます。ナローベゼルで、縁の部分が少なく、画面が大きく感じられます。
ゲーミングパソコンは15.6インチ型が多いですが、14インチでゲームできるのはポイント。
90Hzリフレッシュレート
これはディスプレイが1秒間に何回更新されるかを示すもので、90Hzは比較的高速な更新速度です。このため、動画の視聴やゲームプレイなどで、スムーズな動きを得られます。
Dolby VisionとDisplayHDR 500 True Black対応
Dolby VisionとDisplayHDRは、高ダイナミックレンジ(HDR)の目印です。画像のコントラストと色の範囲を改善し、よりリアルな映像を表現します。
マルチタッチ対応
タッチスクリーン機能を搭載し、10点まで同時にタッチを認識できます。タッチスクリーン機能は、Windows 11のタッチジェスチャーをフルに活用できます。
光沢
これは画面が光沢仕上げで、色の鮮やかさとコントラストを強調します。ただし、明るい環境では反射が見えることがあります。
タッチパネル対応のディスプレイは、触っても割れない、タッチの反応をよくするために、光沢があります。一般のタブレットも同じです。
光沢が気になる方は、以下のような保護フィルムが便利です。
高速メモリーと大容量のストレージ
メモリは16GB、ストレージは、1TB (PCIe NVMe/M.2)で大容量、ノートパソコンでは容量が大きいモデルです。メモリが足りないという悩みから解放されます。
メモリとストレージが大きく、大量のデータを保存でき、アプリケーションがスムーズに動作できます。
テストしたPremier Proの動画編集の操作性もよく、20分の動画の書き出しは、数分で終了したほどのスペックの良さでした。
充実した接続ポート
HDMIやUSB Type-Cなど、様々なポートが装備されています。豊富なポートは、外部デバイスへの接続性がよく、生産性を高められます。
Powerdelivery対応のUSBType-Cは、携帯の充電器と兼用でき、パソコン専用に充電器を持ち歩かなくても良いので、とても便利です。
長時間バッテリーと急速充電機能
71Whのリチウムイオンポリマーバッテリーを搭載し、一度の充電で長時間の使用が可能です。さらに急速充電に対応しているため、外出時間が長い、忙しい方は時間を気にせずパソコンを使用できます。
Wi-Fi 6E対応とLenovo デジタルペン
Wi-Fi 6Eに対応しており、高速なインターネット環境を実現します。ディスプレイがマルチタッチ対応でデジタルペンが標準で添付されています。
デジタルペンでスケッチやメモ書きなど、創造的な作業ができ、操作もペンで直感的に操作できます。
ペンホルダーはありがたい!ペンホルダーでデジタルペンの紛失を防ぎやすくなります。いざという時に、サッと取り出せるのが嬉しい!
マルチタッチ対応パネル
“Yoga 770″は、Windows11 を搭載。Windows 11は、タッチパッドを活用するためのさまざまな機能とカスタマイズオプションを提供しています。
Windows11でマルチタッチパネルの便利な使い方
- スクロール: 二本指で上下または左右にスワイプすることで、ウェブページやドキュメントをスクロールできます。
- ズームイン/ズームアウト: 二本指をタッチパッド上で広げたり縮めたりすることで、ウェブページやドキュメントをズームイン/ズームアウトできます。
- 右クリック: 一本指でタッチパッドをタップすると通常のクリックと同じ動作をしますが、二本指でタッチパッドをタップすると右クリックと同じ動作ができます。
- ウィンドウ切り替え: 三本指で左右にスワイプすることで、開いているウィンドウを切り替えることができます。
- タスクビューの開閉: 三本指で上または下にスワイプすると、タスクビューを開閉することができます。これにより、すべての開いているウィンドウとデスクトップを一覧表示できます。
- ショーデスクトップ: 四本指でタッチパッドを下にスワイプすると、開いているすべてのウィンドウを最小化し、デスクトップを表示します。
Windows 11の設定からさまざまなカスタマイズが可能。たとえば、特定のジェスチャーに特定の動作を割り当てられます。
軽くて入力しやすいキーボード
他のノートパソコンと同様に、浅めのキーボードで、高速タイピングに対応できます。
ゲームなどで、押し感が欲しい方は、Bluetooth接続で、キーボードを接続した方が良いでしょう。
バックライト付きで、暗いところでもキーボード操作ができます。
軽快な感触のあるタッチパッド
タッチパッドの感触は、軽い方が良い、押した感触がある重さのある方が良い、と意見が分かれるポイントです。
“Yoga 770″のタッチパッドは、押した時にカチッと軽い感触がある、丁度良いラインのタッチパッドです。押した感触があり、“Enter”を2回押してしまう、感触のないタッチパッドにありがちなミスは防げます。
作業時の駆動音・温度
作業時の駆動音
事務作業や動画の編集やillustoratorでの作業では、駆動音はしません。他のノートパソコンと同様に、動画のレンダリングやゲームなど重い作業をすると駆動音がします。
温度でノートパソコンの気をつけたい箇所と対策
ゲームなどの重い作業をすると、ヒンジの近い部分が熱くなります。長い時間、重い作業をする場合はノートパソコンの放熱できるスタンドを使う方が良いです。
熱は、ノートパソコンの動作環境を低下させる原因になります。ノートパソコンの寿命を縮めるのは熱で、長い期間、利用したい場合は、気をつけましょう。
“Yoga 770″のよくある質問
Q1:”Yoga 770″のバッテリー駆動時間はどれくらいですか?
“Yoga 770″のバッテリー使用時間は、約 17 時間。一度の充電で長時間使用することが可能です。実際にパソコンを利用する駆動時間は、ディスプレイの明るさやスリープや具体的な時間は使用状況により変わります。
通常のネット検索や文書作成などでは一日を通して使用できます。映画のストリーミングやゲームなど、高負荷な作業を行う場合はバッテリーの消耗が早まることを考慮しましょう。
Q2:”Yoga 770″の薄さや重さは他のラップトップと比べてどうなのでしょうか?
“Yoga 770” はハイスペックでありながら、薄くてコンパクトです。約1.42kgという軽量設計ながら、強力なAMD Ryzen 7 6800Uプロセッサーや16GBのメモリ、最大1TBのストレージを内蔵しています。
携帯性があり、パフォーマンスの良さと両立しています。
Q3:”Yoga 770″のマルチタッチパネルの感度はどの程度ですか?
“Yoga 770″のマルチタッチパネルは反応が良いです。ピンチインやピンチアウト、スワイプなどのジェスチャー操作がスムーズに行えます。
付属のデジタルペンを使えば、イラストを描いたり、メモやコメントを残すことも可能です。
Q4:”Yoga 770″の保証期間とサポート体制はどうなっていますか?
“Yoga 770″の保証期間とサポート体制については、購入画面で目的に合わせてカスタマイズできます。
製品の故障から、ソフトウエアの相談まで、パソコンの初心者から使い慣れている人までサポートできるサービスを細く選択できるようになっているのが特徴です。
※引用元:Lenovo 公式より
Q5:”Yoga 770″はどのようなユーザーに最適ですか?
“Yoga 770″は、ビジネスユーザーからクリエイティター、学生まで幅広いユーザーに最適です。特に、パワフルなパフォーマンスと持ち運びやすさ、そして2in1の利便性を求める方にはぴったりのデバイスと言えます。
Q6:”Yoga 770″はアップグレード可能ですか?例えば、メモリやストレージは後から増設できますか?
“Yoga 770″は基本的にユーザーが自身でアップグレードすることは想定されていません。メモリやストレージなどはノートパソコンでは、最初に多めの量が本体に内蔵されています。
メモリスロット数が0なので、個人でメモリを簡単に接続できません。ノートパソコンのようなパソコンのスペースがない製品を触るのは、不具合が出やすく、構造を触ってしまうと保証の対象外となります。
Q7:”Yoga 770″のAMD Ryzen 7 6800Uプロセッサはどのようなパフォーマンスですか?
“Yoga 770″のAMD Ryzen 7 6800Uプロセッサは高いパフォーマンスができます。このプロセッサは、高負荷の作業でも快適に操作でき、ビジネスユーザーやクリエイティターは快適に作業できます。
Ryzen 7 6800Uは、複数のタスクを同時に効率的に処理できる多数のコアとスレッドを備えています。ビデオ編集やゲーム、大量のデータを扱う作業など、高負荷のタスクでもスムーズに作業を進められます。
Ryzen 7 6800Uはエネルギー効率も良く、バッテリーの持ちが良いです。
“Yoga 770″は約12万円で動画編集ができるコスパの良い機種
“Yoga 770″は、パフォーマンス、映像と音質、機能性、デザイン、そしてセキュリティーと全ての面で優れたパソコンです。
動画編集を始めたい、資料作成の他にミドルレベルのゲームもパソコンでプレイをしてみたい、という方に使いやすいスペックです。
大容量のストレージがついて、約12万円はコスパがよく、同じレベルでメモリ、ストレージを搭載した場合、一般に約14万円〜の価格帯になります。
エントリーモデルから、一方で踏み出して動画編集やプログラミングをしたい方は、パソコンでこれ一台で様々な作業を快適にこなせます。
今のパソコンから一歩進んだパソコンを求めている方には、セールになっている今がおすすめです。
セール実施中!
パソコン初心者で、軽い作業の2in1 PCを探している方は、こちら↓の記事で、紹介しています。